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  • 公開日時 : 2018/02/06 17:03
  • 更新日時 : 2021/01/28 17:54
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著作権管理事業とは何ですか。JASRACは具体的にどんな業務をしているのですか。

回答

著作権管理事業とは、著作権者から委託を受けて、著作物を利用する方のための利用許諾手続きの窓口となり、お支払いいただいた著作物使用料を著作権者に届ける事業をいいます。JASRACは、音楽の分野で著作権管理事業を行っている団体です。

JASRACの業務は、大きく次の2つに分かれます。それぞれ概要をご紹介いたします。

【1】音楽を利用される方に関わる業務(利用許諾と使用料の収納)

JASRACは、インターネット放送コンサートお店のBGM録音出版CDレンタルその他、さまざまな分野について、利用許諾手続きの窓口となっております。
本部のほか、全国の主要都市に支部を設置し、音楽を利用する方の利便の向上につとめるとともに、すみやかに手続きをいただけるよう、案内などを行っています。
利用許諾の担当部署では、利用申し込みを受け、許諾手続きを行い、著作物使用料をお支払いただいております。また、お支払いただいた著作物使用料を正しく著作権者に届けるため、曲目など利用実績の収集も行っています。

【2】音楽を作る方に関わる業務(管理受託と使用料の分配)

JASRACは、日本国内の著作権者からの信託により著作権管理を受託するとともに、海外の作品についても、世界各地の著作権管理団体と管理契約を結び、日本国内の利用について管理しています。
お支払いただいた使用料は、年に4回、定期的に利用実績をもとに使用料分配計算を行った上、それぞれの権利者に作品毎の利用明細を付して、分配しています。

上記の業務のほか、著作権制度の理解促進のための広報活動や、音楽文化振興事業なども行っています。
 

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