赤ちゃんの体の成長にはミルクが必要なように、心の栄養には抱っこの温かさの中で、保護者とゆったりと語り合う時間が大切です。
絵本を通して赤ちゃんと保護者がかけがえのないひとときを持つことを応援する運動、それが「ブックスタート」です。
本市では、平成15年度から子育て支援の一環として、読み聞かせボランティア、保健師、図書館司書の三者が協働で、生まれる赤ちゃんが安心して健やかに育ってほしいと願いながらブックスタート事業を行っています。
方法としては、6ヵ月児健診の時に、わらべうたや手遊びなどの紹介をまじえながら、絵本の読み聞かせをし、赤ちゃんとゆっくり心ふれあう時間の大切さを伝えるとともに、絵本2冊と子育てアドバイス集をお渡しするものです。また、さまざまな理由から健診に来られない家庭へも、保健師が訪問し、大切でかけがえのない存在のすべての赤ちゃんへ絵本をお届けしています。