音楽配信はダウンロード価格に補償金を上乗せすればいいのではありませんか?
iPod等の携帯用音楽プレイヤーの音源は、音楽配信のダウンロードに限られず、自分で購入したCDやレンタル店で借りてきたCDをリッピングしたものもあります。したがって、音楽配信からのダウンロード価格に補償金を上乗せしただけでは、他の音源からの私的録音がカバーされないこととなります。 また、現行の法制度では、政令で... 詳細表示
音楽配信は配信事業者がすでに著作権使用料を支払っているはずです。二重取りではありませんか?
ひとくちに著作権といっても、複製する権利(複製権)、演奏する権利(演奏権)など、利用方法に応じてさまざまな権利があります(著作権法21条~28条)。音楽配信は複製権及び公衆送信権の対象となる利用方法ですので、配信事業者はこの2つの権利についての使用料を支払っています。 一方、私的録音補償金は、私的使用を目的とし... 詳細表示
自作した楽曲の著作権は、JASRACに登録しないと発生しないのでしょうか。
いいえ、著作権は、著作物を創作すると同時に、その著作者に発生します。どこかに登録しないと著作権が認められないということはありません。 著作権法は、創作と同時にその著作者に著作権が発生すること、著作権の享有にいかなる方式の履行も要しないことを定めています(第51条1項、第17条2項)。 【参考】音楽の著作権とは... 詳細表示
音楽著作権は、その曲を歌っているアーティスト(実演家)のものですか。
いいえ、音楽著作権は必ずしもその曲を歌っているアーティスト(実演家)のものではありません。 音楽著作権は、楽曲の創作に関わった人々(作詞者、作曲者、編曲者など)に帰属します。 一方で、アーティスト(実演家)には「著作隣接権」という別の権利が存在します。これは、楽曲を実際に演奏・歌唱した人に与えられる権利です。... 詳細表示
JASRACのウェブサイト「音楽著作権とは」で、音楽著作権の概要を説明しています。 また、主に学校関係者に向けた特設サイト「JASRAC PARK」では、イラスト等を使って説明しています。 どうぞご参照ください。 詳細表示
「Muserk(もしくは Muserk Rights Management)」とは、配信利用における録音権の管理に特化した、米国の著作権管理事業者です。 JASRAC は 2020 年 3 月に、JASRAC の管理する国内楽曲が米国において YouTube で配信される際の録音使用料の徴収を、Muserk... 詳細表示
Muserk 社は米国において YouTube における録音権を管理するそうですが、演奏権はどうなっているのですか。
演奏権については、JASRAC と相互管理契約を結んでいる米国の演奏権管理団体 ASCAP、BMI、SESAC が管理しています。 YouTubeでの音楽利用に関するご質問は、こちら(AIチャットボット)もご利用ください。 詳細表示
JASRACが著作権管理業務を行うための費用として「管理手数料」が控除されます。 個人の場合は、所得税の源泉徴収に対応しています。 【参考】管理手数料率実施料率 詳細表示
音楽配信サービスの事業者からの、利用された曲目やリクエスト回数の全量の報告に基づいて分配しています。 詳細は「許諾・請求・分配の仕組み(インタラクティブ配信)」をご覧ください。 詳細表示
日本では、著作権は原則として作家の死後70年まで保護されますが、保護期間は国によって異なります。 なお、ベルヌ条約に加盟している2国間においては、お互いの国の保護期間の短い方だけ保護すればよいことになっています。 例えば、インド(保護期間60年)で日本の作品を保護する場合、また日本でインドの作品を保護する場合... 詳細表示
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