著作権は永久に保護されるわけではなく、一定期間が経過すると切れる(消滅する)仕組みになっています。
著作権が切れると、その作品はパブリックドメイン(公共財産)となり、手続きなく誰でも自由に利用できるようになります。
著作権の保護期間は、国や地域によって異なりますが、日本の場合は以下のようなルールが適用されます。
著作者が個人の場合
著作者の死後70年まで保護されます。
著作者が法人の場合(職務著作など)
作品が公表されてから70年まで保護されます。
なお、一部の外国曲は、著作権保護期間から最長で約10年延長しているケースがあります。
【参考】戦時加算義務の解消に関する取り組み