• No : 2192
  • 公開日時 : 2026/02/18 11:40
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信託契約とは何ですか?特徴を教えてください。

回答

著作権の管理方法は、「信託」による方法と、取次、代理などの「委任」による方法とがあります。JASRACは、1940年の業務開始から一貫して、財産を安全に管理するための仕組みである「信託」による著作権管理を行っています。

【特徴】
・著作権信託契約を結ぶことで、委託者が受託者に著作権を移転し、著作権が信託財産となって、信託法により保護されます。
・信託財産の管理によって生じた利益(=分配使用料)も、著作権と同様に信託財産として保護されます。
・委託者は受益者となって、分配使用料を受け取ります。
・受託者は、著作権や分配使用料を信託財産として受益者のためにのみ管理します。
・信託財産は受託者の財産とは区別され、万が一JASRACが破産などしても差押えの対象とはならず、信託財産である著作権や分配使用料は委託者・受益者のために保護されます。
・信託期間中は受託者が著作権(信託財産)の持ち主となりますので、当事者として違法利用等に対し訴訟を提起できます。
※委任など、著作権が受任者に移転しない方法による管理の場合には、委任者自身が違法利用に対応しなければなりません。
・信託が終了したときには、信託財産となっていた著作権は委託者のもとに戻ります。