• No : 30903
  • 公開日時 : 2020/04/23 00:00
  • 更新日時 : 2022/12/13 14:31
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『チャイルドシート』背もたれに角度がある理由

チャイルドシートの背もたれの角度が起き上がっているので、赤ちゃんを乗せるのが心配です。
背の角度を寝かせた状態にできませんか?
なぜ角度をつけているのですか?
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回答

コンビのチャイルドシートは、背の角度がついた「だっこ型(イス型)」を採用しています。
寝かせた状態にすることはできません。
 
理由としては、骨格が未発達な赤ちゃんが一番危険な正面衝突に遭った際、背中全体の広い面積で衝撃を分散して受け止めることができるように、背の角度が付いた「だっこ型(約45°前後)」で装着していると、衝撃の分散だけではなく、腹式呼吸も妨げないとされているからです。

背もたれを倒して寝かせすぎると、衝撃は肩ベルトだけに集中してかかってしまいます。
体重10kg未満の赤ちゃんは骨も未熟でやわらかいため、衝撃を受け止められないだけではなく、ベルトから体が抜け出してしまうことがあり大変危険です。
 
そのため、コンビをはじめ世界のチャイルドシートメーカーや自動車メーカーのほとんどが「だっこ型(イス型)」を採用しており、安全性にも十分配慮していますので、安心ください。
 
※お子さまの負担を考え、長時間連続しての使用を避け、1時間程度を目安に15分前後の休憩をとるようにしてください。
※首が据わるころまではお子さまの体調の変化に気をつけながら使用してください。