専属楽曲とは、著作者とレコード会社との「専属作家契約」によって、その契約期間内に創作された作品の録音利用について、レコード会社の独占的利用が認められている楽曲のことです。このような契約は、1970(昭和45)年頃まで存在しており、それ以前の作品にみられます。
専属楽曲については、録音利用に限り、JASRACへの手続き以外に、レコード会社に対し「専属解放手続き」が必要になります。
専属楽曲かどうかは、JASRACの作品データベース検索
J-WIDでお調べいただくことができます。
J-WIDの作品詳細表示「注意」欄に、【専属】マークの表示がある場合、マークの右に記載されたレコード会社に対し、「専属解放手続き」が必要になります。
なお、録音利用には「オーディオ録音」と「ビデオグラム(映像)録音」の2種類がありますが、J-WIDでは、以下の略号で、いずれの場合に専属解放手続きが必要になるかを示しています。
D: オーディオ録音の場合のみ専属解放手続きが必要。
V: ビデオグラム録音の場合のみ専属解放手続きが必要。
DV: オーディオ・ビデオグラム双方の録音に専属解放手続き