カバーにあたりアレンジを加える場合は、まずその作品を管理する音楽出版社に連絡し、「編曲の手続き」をお済ませください。その後、JASRACに「録音の手続き」を済ませれば、アレンジ付きのカバーをCDに収録することができます。
著作権法は、著作者の権利として「複製権」「演奏権」「送信権」などさまざまな支分権を規定しています(著作権法第21条~第28条)。アレンジを行う場合の手続きは、この支分権のうち「翻案権(編曲権)」(同法第27条)の手続きに該当します。
この「翻案権」については、著作者人格権との関係により、JASRACは信託を受けられないため、アレンジ(編曲)をする場合、JASRACではなく音楽出版社から直接同意を得ていただくことになります。
音楽出版社の連絡先がわからない場合は、JASRACインフォメーションデスク(03-3481-2125)へお問い合わせください。
翻案権の手続きが完了すれば、次にJASRACに録音の手続きを行ってください。
JASRAC管理作品の録音利用の手続きについては、こちらのページでご案内しておりますので、ご参照ください。